白熊に捧ぐ

所蔵番号OH2101a
作品名白熊に捧ぐ
作者岡村緋佐子
主題課題「気候変動:地球温暖化による動物の生息域の変化」
解説広く地球規模の視線で観れば、白熊の命も私の命も変わりはありません。 花のような命の存在も強いような存在でありながらお互いに支え合って居なければ、崩れて枯れてしまう脆さも持っています。私の辿り着いた白熊に捧ぐ畏敬の気持ちで、白熊は冷たくも彼らの生きている北の海の中に象徴的に描かれました。その上に白い線で描き出される様々なフォルムは自ずと幾何学的な形となり、静かで神聖な雰囲気を創り上げました。白熊の胸の辺りには生命の暖かさを表す朱色のような赤が現れました。それは確かに今、生きていると言う喜びでもあります。
寸法W277×H400mm
展示場所晴海オフィス
制作年代2021年1月

PageTop