寄り添う

所蔵番号TC2512a
作品名寄り添う
作者堤千明
主題すべての人に健康と福祉を
解説本作は「すべての人に健康と福祉を」というテーマのもと、人生の始まりと終わりを象徴する二つのモチーフで構成されている。影のないおしゃぶりは、これから社会に存在を刻んでいく命。影を落とす杖は、歩んできた時間の重み。そのあいだに置かれたベンチは、人生の両端に寄り添う「健康」と「福祉」の象徴となっている。モデリングペーストの凹凸と柔らかなグラデーションを通じて、作家は生と老いをつなぐ静かな循環を、温かさと寂しさの中に描いた。
寸法347×470mm
技法画用紙、アクリル、モデリングペースト

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