宿命、そして運命
| 所蔵番号 | WK2108a |
|---|---|
| 作品名 | 宿命、そして運命 |
| 作者 | 和田久美子 |
| 主題 | 課題「人口減少:生産性人口の減少」 |
| 解説 | 本作品は、現在の社会問題の一つである生産性人口減少について多方面から表現しました。子供を産む選択肢をしなくなる女性が増加していく様子をピンクと茶色の円形を子宮にたとえ、黒い生物は本来の方向とは逆にすることで人口減少の原点を表現しています。花が、蕾からやがて枯れ行く様子は現役世代の低下と高齢化社会を意味しています。この問題を解決する1つとして、日本にも移民を受け入れ労働者を増やして生産性を上げることに着目しどこか儚げな女性が地球を包み込むように、問題提起だけではなく、守りたいという心情を抽象的要素を織り交ぜることで、作者らしい表現がされているように思えます。 |
| 技法 | キャンバス、アクリル/水彩、筆、手 |
