モンガラカワハギ

所蔵番号HK2404b
作品名モンガラカワハギ
作者星先こずえ
主題自由
解説ギョロリとした目、特徴的なおちょぼ口、貝類を噛み砕く丈夫な歯、名前の由来にもなった剥ぎやすい皮。釣り人の仕掛けた餌を盗み食いするので嫌われがちな魚ではあるが歯応えのある白身やこってりとした肝臓は人気の食材だ。しかし本作のモンガラカワハギは色鮮やかな模様が美しく、橙色の唇はピエロのようで愛嬌があるのに内臓に毒があるので少々食べづらい魚である。観賞用として愛されるが気性が荒く協調性に欠け、種類問わず攻撃してくる。美しさと扱いやすさは比例しないという一例だろう。
寸法W410×H285mm
展示場所
制作年代2024年4月

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