シン化論(我々のおしりには火がついている)/The New Theory of Evolution (Our Butts On Fire)

所蔵番号HM2403a
作品名シン化論(我々のおしりには火がついている)/The New Theory of Evolution (Our Butts On Fire)
作者未森まり
主題課題「脱炭素社会:なぜ脱炭素社会を目指すのか」
解説本作は「なぜ脱炭素社会を目指すのか」という問いへの考察を比喩的に表現している。人類の進化はエネルギーの開発と密接に関わってきた。猿人が「火」を発見し活用したことで、サルからヒトへの進化に影響したという。人類が生きるために活かしてきたはずのエネルギーは、人の手が加わってきたことで、地球環境における炭素のバランスを崩す引き金となった。そして気候変動や災害、資源を巡る争い等が起こり、今や人類を含めた生命の未来をも脅かしている。物事が差し迫った様子を「おしりに火がつく」と喩える。モノクロームのサルのおしりに、ドリッピング(絵の具の滴)で炎を燃え上がらせた。まさに危機が迫り、解決に向けて行動を変革すべき時がきていることを表している。
寸法A3:W297×H420mm
展示場所
制作年代2024年3月

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