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稲城市百村の蛇より行事

資料番号都No.007
大分類指定文化財
中分類東京都指定
小分類無形民俗文化財
時代・時期江戸時代前期
指定年月日1992/03/30
種別民俗行事
資料解説百村の妙見尊で毎年8月7日に行われている蛇より行事は、寛文2(1662)年から始まったと伝わります。この行事は、青萱を撚って大蛇をつくり、妙見尊の参道の鳥居から石段に沿って安置することで、一年の厄除けを祈願する珍しい民俗行事です。妙見寺が文政5(1822)年に刊行した「北辰妙見尊略縁記」には、疫病の侵入を防ぐために三百間(約546m)もある萱の大蛇を村境に置き、祈願を行ったという記述があります。

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