東海道一ツ眼千両亀山

分類美術工芸
縦(cm)37.00
横(cm)25.00
時代江戸 (慶応三年製?)
西暦1867
作者三代歌川広重+豊原国周
解説亀山城を歌川広重、石井源次郎を歌川国周が描きました。当時の浮世絵には、このような二人の浮世絵師による合作が、しばしば見られます。
 石井源次郎は父の仇討ちを成功させて名を上げたと、この作品のコマでは説明されていますが、詳しいことはわかっていません。
 たとえば、三代豊国の「関小まん」が、当地での仇討説話の主人公であるように、この作品も亀山周辺に残る仇討説話にまつわる話なのでしょう。これらの作品は、仇討の物語が江戸時代の庶民に好まれていたことを表しています。

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