東海道一ツ眼千両石薬師

分類美術工芸
縦(cm)39.40
横(cm)26.50
時代江戸 (慶応三年製)
西暦1867
作者三代歌川広重+豊原国周
解説石薬師寺を背景に牛若丸を描いています。風景を歌川広重、牛若丸を歌川国周が担当しました。
 「東海道名所図会」によれば、当地には源範頼祠と義経逆桜があり、これらにまつわる話が残されています。範頼が上洛の折、武運祈願のため石薬師寺に詣で、鞭を逆さに地面に刺したところ、やがて枝葉が栄えたとされています。その木をなぜ、義経逆桜と呼ぶのかわかりませんが、この作品は、この話をもとに制作されたと考えられます。

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