奥の細道抄

分類美術工芸
時代明治~昭和
作者出口對石
解説三重県出身の画家、出口對石による作品。松尾芭蕉の有名な紀行文「奥の細道」の中の福島・医王寺のくだりを描いています。全体に淡い色合いで、中心に住職のもてなしを受ける芭蕉と弟子の曾良が描かれています。上段には、奥州に逃れた義経と弁慶が置いていったとされる太刀と笈(リュックサックの木製版)を見て詠んだ「笈も太刀も五月に飾れ紙幟」の句と紀行文が書かれています。

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