曽我兄弟夜討

分類美術工芸
縦(cm)111.50
横(cm)35.40
作者出口對石
解説 頼朝の富士の巻狩りの野営地で、亡父河津三郎祐通の仇である工藤一﨟祐経を殺害した「曽我兄弟の仇討ち」を題材としたもの。
 描かれている場面は、兄弟が工藤一﨟祐経の館を襲撃しているところです。對石の風景画の傾向と本作品における唐櫃や高杯などの調度品が正確に描かれているところからして、對石が有職故実に詳しかったとするのでなく、本絵があり、それをもとにしたものとすべきでしょう。
 作者の出口對石(明治20年~昭和28年)は、二見町の生まれで、市内西新地に移り住み、「泗水十二景」など多くの作品を残しています。             
                                                                    

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