ライスダール、ヤーコプ・ファン

作者名(ヨミ)ライスダール、ヤーコプ・ファン
作者名(英語)RUISDAEL, Jacob van
出身地オランダ
生年月日(西暦)1628
没年月日(西暦)1682

略歴・解説

ヤーコプ・ファン・ライスダールは17世紀オランダ第一の風景画家。ハールレム市に生まれ、その後、1656/57年頃にアムステルダムに移住し、1682年同市で没したと堆定されている。絵画は父イサークや伯父サロモンから学んだとされる。1648年、若冠20歳の頃、画家組合に加入し、職業画家として認められている。1650年頃ドイツ西部を旅行した際に、山岳風景、巨大な森、河、丘陵や城などに感動し、この風景体験が、画風を形成するひとつの重要な契機となる。以後、彼は自然の力、静寂感などに眼をむけ、様式的な変化を見せつつも、森林、砂丘などを主な題材として、モニュメンタルで量塊感あふれる優れた風景画を一貫して制作し続け、美術史上にその名を不朽のものとし、バルビゾン派をはじめとして、後世の風景画家に多大な影響を与えた。

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