中丸精十郎

作者名(ヨミ)ナカマル セイジュウロウ
作者名(英語)NAKAMARU, Seijuro
出身地日本 山梨県甲府市
生年月日(西暦)1840
没年月日(西暦)1895

略歴・解説

山梨県甲府市若松町に生まれる。号は金峰。甲府の竹邨三陽についてのち、三枝雲岱と共に京都の日根対山に南画を学んだといわれる。1872(明治5)年上京。文人画をすて洋画に転向、川上冬崖の聴香読画館に学ぶ。この頃より、銅版、石版画に習熟し、玄々堂より、「輿地誌略」の挿絵銅版や石版画を出版。1876(明治9)年工部美術学校が創設され入学、フォンタネージに洋画を学ぶ。1878(明治11)年工部美術学校を退学、陸軍省参謀局地図課に出仕。神田に私塾を開き、藤島武二、石井柏亭、大下藤次郎ら明治洋画壇の創立者を指導。晩年は肖像画家として九段の遊就館に武将図を描き、墓参のため帰郷中、甲府市若松町にて没す。

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