前田守一

作者名(ヨミ)まえだ もりかず
作者名(英語)MAEDA, Morikazu
出身地日本 静岡県
生年月日(西暦)1932

略歴・解説

静岡県浜松市に生まれる。1970年初頭までは、油彩やミクストメディアによる平面、切り抜き立体作品等を春陽会、モダンアート協会、日本版画協会等を中心に発表し、コンセプチャル・アートに傾倒しながら自分の表現を模索する。1952年の山口源との出会いがひとつの機縁となり、その後の前田の生き方に大きな影響をあたえ、1972年以降は木版画制作に専念する。北斎の人物描写、広重の風景表現あるいは淋派の装飾性を研究し、様々な造形研究を経て1980年代にはひとつの表現様式を確立し、代表作である「波の」連作や「橋」の連作を生み出す。常に新しい様式を追求し続け、1985(昭和60)年には文化庁特別派遣在外研修員として米ミネソタ大学、ワシントン・フレア美術館にて研修を行う。1990年以後は、欧米各地で後援会活動や版画指導を精力的に行っている。

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