『汎』第五集
作者 | 飯室哲也/稲憲一郎/鵜澤明民/橘田尚之/長重之/宮下圭介 |
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タイトル英文 | Han vol.5 |
作品サイズー縦 | 29.70 |
作品サイズー横 | 20.40 |
制作年 | 2000 |
技法 | 複合技法 |
山梨県立美術館 収蔵品データベース
作者 | 飯室哲也/稲憲一郎/鵜澤明民/橘田尚之/長重之/宮下圭介 |
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タイトル英文 | Han vol.5 |
作品サイズー縦 | 29.70 |
作品サイズー横 | 20.40 |
制作年 | 2000 |
技法 | 複合技法 |
作者名(ヨミ) | イイムロ テツヤ |
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作者名(英語) | IIMURO, Tetsuya |
出身地 | 日本 山梨県甲府市 |
生年月日(西暦) | 1947 |
略歴・解説 | 1972年(昭和47)年、武蔵野美術大学造形学部美術学科を卒業。70年代以降は、ものと事実に関わる表現に傾斜しながら現代美術の表現を模索するようになる。やがて粘土やロープ、木といった素材を用いて「線状の空間感覚」のシリーズによってインスタレーションによる表現を追求し続けた。90年代からは、多くの展覧会を企画し、「眼の座標」展を代々木アートギャラリーで開催、これがきっかけとなり稲憲一郎、堀川紀夫の三人による作品集『汎』がはじめて出版される。現代作家とその作品を多くの人々に紹介することを目的とし、以降『汎』は2005(平成17)年の第5集まで出版、次に『IMAGINATION』、『IDEA・SENSE・EXPRESSION』と、作品展の開催と出版を行っている。 |
作者名(ヨミ) | ウザワ アキト |
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作者名(英語) | UZAWA, Akito |
出身地 | 日本 静岡県熱海市 |
生年月日(西暦) | 1946 |
略歴・解説 | 描画行為が集積するオールオーバーな画面を制作する。ジャクソン・ポロックの抽象表現主義的傾向の強い、描くことの行為そのものに拘り続け、色彩の変化によって多層な平面空間を表現しようとしている。近作では、あらかじめ水を含ませておいた刷毛で塗った上に顔料を滲ませて、ストロークの痕跡をみせるミニマム的な作品を展開している。作品集『汎』には第3、4集に作品を寄せている。 |
作者名(ヨミ) | キッタ ナオユキ |
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作者名(英語) | KITTA, Naoyuki |
出身地 | 日本 山梨県市川大門町(現、市川三郷町) |
生年月日(西暦) | 1947 |
略歴・解説 | 橘田尚之は絵画的な表面を持つ立体作品を制作する。その作品は清廉な美しいイメージを伝えながらもどこか毒のある個性的な魅力を放つ。 |
作者名(ヨミ) | ミヤシタ ケイスケ |
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作者名(英語) | MIYASHITA, Keisuke |
出身地 | 日本 長野県 |
生年月日(西暦) | 1944 |
略歴・解説 | 1968年(昭和43)年に信州大学教育学部美術科を卒業。その後、ベニヤ板を貼り合わせる事でレリーフ状の厚みにある支持体を作り、その基盤を彫る行為とメディウムなどを塗る行為によって内接半円をみせる作品シリー「veil」を発表する。更に近作ではメディウムに微妙な色彩を施し、塗る行為に引っかく、線描するなどの行為を加えながら、描き方の相違を重ねた層をみせる絵画表現へと変化している。一貫して、新たな絵画表現の可能性を追求し、一方でスクリーンプリントによる版表現も行っている。作品《sign on sign》これまでの絵画と言う表現手段を批判的に表現するという独自の位置に立った代表作と言えよう。作品集『汎』には、第2、第4、第5集に作品をよせている。 |