晩秋風景
作者 | 土屋義郎 |
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タイトル英文 | Landscape in late autumn |
作品サイズー縦 | 65.20 |
作品サイズー横 | 90.90 |
制作年 | 1965 |
技法 | 油彩 |
材質 | カンヴァス |
山梨県立美術館 収蔵品データベース
作者名(ヨミ) | ツチヤ ギロウ |
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作者名(英語) | TSUCHIYA, Giro |
出身地 | 日本 山梨県上野村(現、市川三郷町) |
生年月日(西暦) | 1900 |
没年月日(西暦) | 1991 |
略歴・解説 | 山梨県西八代郡三珠町上野に生まれる。山梨師範学校卒業後教職につく。1921(大正10)年岸田劉生に師事し、翌年の草土社第9回展では出品17点が仝点入選、上京して画業に専念することとなる。草土社は翌年に岸田の京都転居で展覧会が開催できなくなると、この年春陽会が結成され、その第1回展に≪果物籠≫ほか2点を出品している。また同年、郷里にあっても進藤章らと赤蓼会を結成。1925(大正14)年春陽会第3回展に≪菊花一束≫ほか7点が入選し無鑑査となる。1937(昭和12)年には在京の穴山勝堂、近藤浩一路、望月春江らと山梨美術協会の結成に参加。1941(昭和16)年、新文展が開催され無鑑査となる。戦後は郷里にあって、春陽会、山梨美術協会展等に出品し、山梨美術協会の会長も務めた。草土社の気風を基盤にして自然をモチーフに、重厚なマチエールと独特なタッチ、様式化された画面に特徴がある。日本の風土に根ざした油絵を追求した草土社の気風を受け継ぎ、戦後郷里にあって身近な風景や≪あざみ≫など草花を素材に独特の画風を確立した。 |