鎖につながれたアンドロメダ
作者 | ルドン、オディロン |
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タイトル英文 | Andromeda enchained |
作品サイズー縦 | 65.00 |
作品サイズー横 | 50.00 |
技法 | 油彩 |
材質 | カンヴァス |
山梨県立美術館 収蔵品データベース
作者名(ヨミ) | ルドン、オディロン |
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作者名(英語) | REDON, Odilon |
作者名(別名) | ルドン、ベルトラン=ジャン |
作者名(別名ヨミ) | ルドン、ベルトラン=ジャン |
出身地 | フランス |
生年月日(西暦) | 1840 |
没年月日(西暦) | 1916 |
略歴・解説 | フランス象徴主義の画家、版画家、素描家。本名ベルトラン=ジャン・ルドン。メドック地方のペイルルバードで少年時代を過ごした。ここでの自然や幻想を喚起する生活は、後の彼の芸術の源泉となり、50歳代後半まで定期的に戻ってきている。1860年頃植物学者のアーマンド・クラヴォーと知り合い、顕微鏡下に広がる目に見えない超自然的世界に強い刺激を受ける。1864年パリに出て親交を結んだロドルフ・ブレスダンから銅版画を学び、1878年にはファンタン・ラトゥールから石版画を習う。1890年頃までの作品は、もっぱら木炭素描や石版画で幻想的な白と黒の世界を表現していた。フローベルの小説による石版画集「聖アントワーヌの誘惑」やボードレールの詩集による銅版画集「悪の華」などがその代表である。1886年最後の印象派展への参加を機に、ドニ、ボナールら若い作家達との交流が始まり、パステルや油彩などによる色彩のある画面を模索し始める。1900年以降は白と黒の画面はほとんど制作されなくなり、花や女性を題材として夢や神秘の世界を描き、優雅で華麗な色彩と象徴的なイメージによって独自の内的世界を表現した。 |