東京近郊八景ノ内　末長の雨

作者	笠松紫浪
タイトル英文	Rain at Suenaga (from "the eight suburban scenes of Tokyo")
作品サイズー縦	24.00
作品サイズー横	36.30
制作年	1939
技法	木版

笠松紫浪

作者名（ヨミ）	かさまつ　しろう
作者名（英語）	KASAMATSU, Shiro
作者名（別名）	四郎
出身地	日本東京都
生年月日（西暦）	1898
没年月日（西暦）	1992
略歴・解説	東京浅草に生まれる。１４歳で鏑木清方の門下となり、その後１９１６（大正５）年より「巽画会」および「郷土会」で活動し、文展および海洋美術展などに入選、受賞している。１９１９（大正８）年に版元・渡邊庄三郎が推進した新版画運動に参画して活躍するが、１９５５（昭和３０）年からは自画、自刻、自摺による作品制作をはじめ、１９９１（平成４）年９３歳で没するまで、精力的に制作活動をつづけた。初期作品の題材は、昭和の東京のモダンさや情緒を残した様々な風景、そして日本各地の風情ある温泉地や日本の伝統的な情景などを多く描いた。そして中期から晩年までは鳥や植物、魚など身近な生き物を多く題材にし、木版画における新しい表現を探究し続けた。