別れNo.13
作者 | グレコ、エミリオ |
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タイトル英文 | Separation No.13 |
作品サイズー縦 | 60.00 |
作品サイズー横 | 49.50 |
制作年 | 1972 |
技法 | エッチング |
山梨県立美術館 収蔵品データベース
作者名(ヨミ) | グレコ、エミリオ |
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作者名(英語) | GRECO, Emilio |
出身地 | イタリア |
生年月日(西暦) | 1913 |
没年月日(西暦) | 1995 |
略歴・解説 | シチリア島カターニャに生まれたイタリアの彫刻家。墓石彫刻の職人のもとで学び、古代彫刻の模刻などで腕を磨いた。1930年代中頃に、エトルリアや古代ローマの肖像彫刻の影響を受けた一連の作品や、ルネサンス彫刻の影響を感じさせる作品でデビューした。1940年パレルモ美術学校に入学し、本格的に彫刻を学ぶ。1956年ヴェネチア・ビエンナーレで彫刻大賞を受賞。端正で洗練された上品さと様式的純粋さを特徴とする肖像・裸婦像の作者として知られる。特にその女性像は、甘美な官能性と憂愁を含みながらも、厳しく簡略化されたフォルムと繊細な線刻のアクセントをもち、「彫刻の歌麿」と評されている。代表作に、ピストイアにある《ピノッキオ像》(1955)、オルヴィエート大聖堂正面扉の浮き彫り(1964)、サンピエトロ大聖堂の《教皇ヨハネス二十三世記念像》(1965-67)などがある。 |