武州忍図
整理番号 | 316 |
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大分類 | 絵図 |
中分類 | 関東地方関連 |
法量(タテ) | 178.00 |
法量(ヨコ) | 192.00 |
摘要 | 現在の埼玉県行田市に実在した忍城(おしじょう)の絵図。現在も城跡が遺っています。臼杵に伝わるこの絵図は、近世にはいって徳川家親藩や譜代の大名が次々と居城とするようになる前の忍城の姿ではないかと推定されます。 忍城周辺は利根川・荒川にはさまれた湿地に位置していましたが、中世の成田氏がこの地に城を構えて以来、堅城として名をはせました。特に、後北条氏に従っていた成田氏がこの城に立てこもり、さきたま古墳群をも利用した石田三成による水攻めにも持ちこたえたという逸話は、「のぼうの城」として小説・映画化され、近年すっかりおなじみとなりました。 |