万治歳中御絵図(臼杵城下絵図)

整理番号23
大分類絵図
中分類臼杵藩関連
刊行年代万治年間(1658-1660年頃・文久3年=1863年9月写)
法量(タテ)81.00
法量(ヨコ)82.00
摘要 万治年間の臼杵城下町の様子を描いた絵図(文久3年写し)。年代がはっきりしている絵図として、このほかの絵図の年代を考える指標となる絵図です。屋敷地の名前書込は武家地に限られ、町人地は朱色に塗られています。

 また、洲崎馬場(市立臼杵小学校近く)、祇園馬場(臼杵高校前の道)周辺はこの後、埋立てられていきますが、このときはそれ以前の景観を示しており、城下町域の変化を知る上で重要な資料です。現在の塩田地区は、龍原寺横より潮が入る水路があり、未だ陸地化されていなかった当時の様子が見て取れます。
(「塩田(しおた)」という地名は、いわゆる塩生産の塩田(えんでん)ではなく、潮が入るぬかるんだ土地という意味で付けられた地名です。)

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