収蔵 №30008-1
/3
シロギス網
資料名(ヨミ) | シロギスアミ、シラギスアミ |
---|---|
地方名 | シラギスアミ、キスアミ |
収蔵番号 | 030008 |
使用地 | 浦安 堀江 |
公開解説 | 漁村文化研究会、寄贈資料。田中久松氏、製造及び使用。ミアミは綿糸。メカズ鯨尺1尺に29結節。アバ(浮き)に書き込みあり。「山田久雄∧の下に久、その下に丶」。アバはサワラ製、イワ(おもり)はドロイワ。 シロギスを捕獲する刺網(海底に仕掛ける底刺網)。漁期は4~7月。シロギスは沖にいるので、深くなるケタ落ち(急に深くなる場所)付近で行った。アオギス網同様、船団を組んで行うことが多かった。昭和23年(1948)に調査された「東京湾漁業生産実態調査」では、シロギス網は千葉県側では浦安、船橋、青柳、金田、富津、大貫で行われていたことが記されている。このほか君津や、神奈川県横浜市本牧などで実物が残っているが、君津や本牧では、船団を組んで、音で魚を脅かして網へ追い込むことはしなかったとされる。 |
使用年代 | 昭和 |
キーワード | シロギス、白鱚、シラギス、刺し網、サシアミ、刺網、小網 |