見てくる犬

分類別検索野外彫刻
所蔵者所蔵外
資料名(日本語)見てくる犬
Document Namedog staring at me
作者佐藤 一明 SATO Kazuaki
制作年2024
設置場所
材質鉄板、ペンキ
サイズH255×W134×D220cm
重量300kg
出展第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)島根県吉賀町賞
The 30th UBE Biennale Shimane Yoshika Town Prize
作家のことばおやつが欲しいのか散歩なのか遊んでもらいたいのか。要求が通るまでとにかく見てくる犬を制作しました。二次曲面による造形なので、作成した展開図から厚紙やブリキでも作ることができます。

家庭犬というのはのんきな生き物で、そんな飼い犬から真っ直ぐに見つめられると、色々あーだこーだと悩んだりしてる自分がバカバカしくなってきます。自分で作っておいてこんなことを言うのもなんですが、この大きな犬彫刻は、不寛容で短気な人間社会をのんきに見つめているような気がしてなりません。


I created a dog that just keeps on staring until it gets what it wants – whether a snack, a walk, or a play. Because the form consists of quadric surface, you can make it from a thick paper
or a tin plate using the developed diagrams.

A pet dog is a carefree creature, and when it gives you a single-minded stare, all the woes and worries of everyday life seems trivial and stupid. I may sound odd for saying this as a creator,
but this large dog sculpture seems to stare at our intolerant and impatient human society with an optimistic carelessness.
作品解説「おやつが欲しいのか散歩なのか遊んでもらいたいのか。要求が通るまでとにかく見てくる犬」。作者と飼い犬の言葉を介さぬ対話から生まれた作品です。
彫刻の丘には、おすわりをした巨大な「見てくる犬」が現れました。嬉しいのか、悲しいのか、怒っているのか、どんな気持ちでいるのでしょうか?そして一体何を見ているのでしょうか?想像を膨らませてみてください。
資料ID23968
旧番号

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