Hito_ita-k021 Jun.024
分類別検索 | 野外彫刻 |
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所蔵者 | 所蔵外 |
資料名(日本語) | Hito_ita-k021 Jun.024 |
Document Name | Hito_ita-k021 Jun.024 |
作者 | Sato Kyuichi Kyuichi Sato |
制作年 | 2024 |
設置場所 | |
材質 | 石(美祢産大理石、江持石、姫神黒石)、他 |
サイズ | H260×W104×D101cm |
重量 | 3,600kg |
出展 | 第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)柳原義達賞 The 30th UBE Biennale Yanagihara Yoshitatsu Prize |
作家のことば | 手から生み出され古代から装飾文様としてあらゆる地域で展開されてきた、渦、組み紐、動植物形態を、石材にドローイング直彫りといった手法を用いて彫刻してきた。 枠組みや空間恐怖を考慮しながら注意深く選択し自然の中で向き合うことを通じて、我々が失いかけている単純で大切なことについて、考える機会を持てれば・・・。と思うようになってきた。 欲を言えば、大地から生まれ還っていく生き物の営みと、人間の霊性について垂直軸方向に三層の構造をもった造形作品として表現してみたい。 Inspired by the spiral patterns, braided designs, and forms of flora and fauna that have been handcrafted and used as decorative motifs across various regions since ancient times, I have been carving these images directly into stone using the technique of direct carving. Through the practice of paying attention to the framework and the sensation of fear or anxiety towards open spaces, selecting what I create carefully, and facing them in the natural context, my desire to create opportunities to think about simple but important things that we are about to lose, grew stronger. If I am allowed to do so, I would want to express it as a formative work with three vertical layers, representing creatures coming out of, and returning to, the earth, along with human spirituality. |
作品解説 | 垂直方向に積み上げられた3種類の石。縦方向の動きには、生き物が大地から生まれ、その命が終わり、また大地に還っていく、生命の営みのイメージが託されています。石を直接彫ることで、渦や組み紐、動植物の形態をドローイングしています。これらは古くから地域を越えて用いられてきた文様です。 目には見えないけれども、時代を通して共通する「単純で大切なこと」について、作品に寄り添いながら考えてみるのもいいかもしれません。 |
資料ID | 23963 |
旧番号 |