風路<模型>

作者川村 秀彦 KAWAMURA Hidehiko
制作年2018
設置場所
作品解説1出品作品コンセプト
以前、貝や珊瑚と小さな骨などの化石によってできた石灰岩を用いて制作していた時、生命が堆積し、大地となってゆく過程をまのあたりにしたようで、風景と私達とのつながりや、創造の及ばぬ程の大きな時の流れの存在を感じました。
今回の作品はそのような畏るべき(万物の)循環の環と、未だ窺い知れない側面を多く持つ私達の存在についての思索の痕跡として制作します。
作品の形は、普段特に意識することのないような風景の中の日々の営みからイメージしました。例えば、太古から吹き続ける風、あるいは寄せ続ける波が形作った景観や、梅雨時の樹木が吸い上げる水の動き等です。

2鑑賞する子供たちへのコメント
私にとって、大きな彫刻を作ることは勇気が必要なことです。それは、材料をたくさん使って削ったり、くっつけたりすることが大変だからではなく、頼まれてもいないモノを世の中に存在させようとしていることに怯まずに取り組まないといけないからです。でもそのようにして作った彫刻を多くの人に見てもらえたり触られたりしたらやはりうれしいです。そのうちもし見飽きても、その周りで遊んだり、座ったり寄りかかったりしながら家族や友達といろいろなお話をしてくれたらと思います。その彫刻が、まるでそこに在って当然のような存在になってほしいのです。そのような作品が作れるようになったらなあと思っています。
資料ID21818
出展第28回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)、実物制作指定作品プラン

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