Plantronica Ube<模型>

作者岡田 健太郎 OKADA Kentaro
制作年2018
設置場所
作品解説1出品作品コンセプト
私が今、気にかかる事物の断片や構造を、金属の丸棒を用いて組み立てています。いわゆる具象的な形ではなく、抽象的なイメージを重ね合わせています。日々の観察や記憶、そこから湧き出てくるものを手掛かりに、私の身体と高温の熱を用い、金属に形を定着させて形を探っています。宇部市は工場と自然の多い土地ですが、この作品も、プラント(工場と植物)の形や構造から着想しています。環境や目的のために生まれ、変化し循環していく、それらの様々なイメージや形がつながり合い、一つのうつろな塊となって、奇妙な形を生成しています。この世界のあらゆる物の関係が、微妙なバランスから成り立ちあっているように。

2鑑賞する子供たちへのコメント
みなさま、散歩はお好きですか。僕はよく、考え事(スマホではない)をしながら、ブラブラと街を歩いています。小学生ぐらいの頃は、登下校の道中、街に潜む不思議な事の発見にいそしんでいました。今にして思うと、それはとても狭い町内の事だったのですが、そこからいろんな世界を空想していました。この作品は、今の僕が気になる世界の断片やパーツを集めて、一つのヘンテコな形にしています。風が吹けば桶屋が儲かる、と申しますが、意外な物たちが影響をし合いながら、なにやらこの宇宙は存在しているようです。目の前にある何の変哲もない物事(目には見えない事もよくある)が、広い世界と繋がっていると思うとワクワクします。
資料ID21817
出展第28回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)、実物制作指定作品プラン

PageTop