刀 (葵紋) 以南蠻鉄越前康継 (撮影 羽田洋)

刀 (葵紋) 以南蠻鉄越前康継

資料名(よみ)かたな なんばんてつもってえちぜんやすつぐ
作者名越前康継(二代)
時代江戸時代
世紀17
数量1
素材
法量刃長72.7㎝ 反1.2㎝
解説鎬造、庵棟。目釘孔1。近江の坂田郡下坂(現滋賀県長浜市)を本拠地としていた下坂鍛冶の一勢力が越前に移住し、美濃から移住した刀工も合流して鍛冶集団を形成した。その頭目であった初代康継は越前藩主・結城秀康に仕え、徳川家康・秀忠に召し出されてその御前で刀を打ったと伝えられる。大阪の陣に備えて大量の陣刀を制作し、家康の一字を許され「康継」を称するようになったという。幕府のお抱えとなった康継は江戸と越前を往復して作刀した。二代目康継も幕府と福井藩に仕えるが、その没後、下坂家は福井と江戸に分かれて幕末まで続いた。[安田コレクション017]
受入年度平成24年度
所蔵館敦賀市立博物館
大分類美術
中分類工芸
小分類刀剣類
細目No.017

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