男山図

資料名(よみ)おとこやまず
作者名冷泉為恭
作者名(よみ)れいぜいためちか
年代江戸後期
時代江戸時代
世紀19
絵画流派復古大和絵派
数量一幅
素材紙本淡彩
法量86.0×29.0
解説本図は、絵と文字とを織り交ぜた葦手絵で和歌がしたためられており、「女郎花/牛ろめたくも/見ゆるかな/男山にし/たてりとおもへは」とある。これは、為恭が後に妻として迎えた岩清水八幡宮の社家・新善法寺家の娘・綾(綾衣)への想いを描いた図と解される。
本図を納めた箱の蓋裏には「男山にし 為恭あし手え 山縣君に呈す 美静(花押)」とあり、国学者福羽美静から山縣有朋に贈られたと推される。

印章なし
落款藤原為恭書之
受入年度H.14購入
所蔵館敦賀市立博物館
大分類美術
中分類近世絵画
小分類日本画
資料No.0323

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