巫峡牽舟図

資料名(よみ)ふきょうけんしゅうず
作者名内海吉堂
作者名(よみ)うつみきちどう
年代明治・大正
時代明治~大正時代
世紀19~20
絵画流派円山・四条派  
数量一幅
素材絹本著色
法量120.0×52.0
解説本図は、中国の長江三峡のひとつ、巫峡の景観を描いている。賛文と款記により吉堂が明治36(1903)年54歳の時に制作した作品で、その前年には中国に滞在していたことがわかる。吉堂の研究上貴重な価値をもつ作品である。自賛「玉露金風秋気清、虫声切々和灘声、五声鼓角驚響夢/残月高懸白帝城、纔過一灘還一灘、奔流激石巻波/瀾、人情誰比三巴険、令我初知行路難、峰巒畳出碧螺/鬟、水急舟寛泛峡間、尽日先生成底事、俯敲詩句仰看山/江山何日就帰程、万折回灘傍岸行、突出希厳過篷背仰/聞百丈牽船声/此余去年之遊跡也、今追憶山容水態略作図題以湖峡雑詩」
印章「内海復印」白文方印「吉堂」朱文方印(遊印)「南越布衣」白文方印
落款癸卯春日吉堂海復記於峡石軒
受入年度H.7購入
所蔵館敦賀市立博物館
大分類美術
中分類近代絵画
小分類日本画
資料No.0145

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