舟鉾図

資料名（よみ）	ふなぼこず
作者名	幸野楳嶺
作者名（よみ）	こうのばいれい
年代	明治14（1881）年
時代	明治時代
世紀	19
絵画流派	円山・四条派
数量	一幅
素材	絹本著色
法量	105.2×40.3
解説	京都の祇園祭で巡行する鉾のうち、有名な船鉾を描いた図。まわりには雨の中、笠を指して船鉾を見物する人々の姿が描かれている。款記により明治１４（１８８１）年楳嶺３８歳の作品と知れる。
印章	「豊」白文方印「印文不詳」朱文方印（遊印）「鶯夢」白文方印
落款	明治辛己夏月　楳嶺筆
受入年度	H.7購入
所蔵館	敦賀市立博物館
大分類	美術
中分類	近代絵画
小分類	日本画
資料No.	0140

作者名（ヨミ）	こうのばいれい
出身地	京都
流派	円山・四条派
略歴・解説	京都の両替商・安田四郎兵衛の三男として出生。幸野楳嶺の父親は敦賀出身で、小浜藩の馬借頭を務める家系の生まれである。後に京都の両替商の養子となるが、息子の楳嶺に「幸野」の名を継がせた。円山四条派の中島来章や塩川文麟に師事し、京都府画学校（現・京都市立芸術大学）設立に携わり、後に私塾も開くなど絵画教育の近代化に尽力した。弟子には菊池芳文、竹内栖鳳、都路華香、上村松園などがいる。明治26（1892）年帝室技芸員。弘化元（1844）年生、明治28（1895）年没

幸野楳嶺