七郎麻呂様 七歳の肖像/徳川慶喜七歳肖像

資料分類絵画
収蔵No.御歴代00572
作品解説七郎麻呂(後の徳川慶喜)は9代齊昭の14子として天保8年(1837)9月29日江戸で生まれたが、生後間もなく水戸に移された。七郎麻呂は家臣の手で厳しく養育され、やがて父・齊昭の創設した弘道館に学んだ。天保14年(1843)4月、五郎麻呂(池田慶徳)、八郎麻呂(松平直侯)、九郎麻呂(池田茂政)の3人の兄弟と共に江戸に1カ月ばかり呼び寄せられた。本品はこの時期に生母・登美宮吉子が絵師に命じて描かせた肖像画である。

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