ナポレオン三世

資料分類写真
作品解説昭武が慶応3年(1867)のパリ万国博覧会使節として渡仏した際に持ち帰った、鶏卵紙(けいらんし)焼付の外国写真のうちの一点。パリでナポレオン三世に謁見した。明治8年(1875)、明治天皇の水戸徳川家行幸の折、西洋事情説明のために昭武自らが天覧に供した品でもある。
 ナポレオン三世は、ボナパルト・ナポレオンの甥で1852年皇帝の位につきナポレオン三世と称した。1870年晋・仏戦争で捕虜となり、翌年廃位され1873年イギリス・チズルハーストの地で没した。

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