水戸城外廊及御殿絵図

資料分類絵画
収蔵No.文庫26596
作品解説水戸城二之丸の城内絵図(部屋割図)である。年代は不詳であるが、若年寄の部屋があり、中奥に寝所がないことから寛延3年(1750)~安政6年(1859)の作成と比定できる。外壁より内側の表部分と中奥部分のみが記されており、奥部分は朱書きで「御奥御広敷取附」・「下御鈴」・「上御鈴」という形で結合部分が示されている。特徴は大広間上部に「クサリノ間」を中心とする朱書の部屋が描かれていることであり、大広間下部の「御能之節出来臀下ヶ」と合わせて、茶会・御能が開催された際の仮設部分であると考えることができる。
事業名H26年度「開校・彰考館」プロジェクト水戸德川家関連史料調査・活用事業

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