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彰考館印

資料分類工芸
登録No.00012
作品解説彰考館は、光圀が開設した『大日本史』の編纂所で、明暦3年(1657)、当時まだ世嗣であった光圀が江戸の神田にあった別邸(のち駒込邸、現在の文京区本郷の東京大学農学部構内に移す)に編纂所を開いて修史事業に着手した。当初4人の儒学者と図書係・管理係の藩士1名、雑役の者だけで始められた。光圀が藩主になった寛文12年(1672)にこの編纂所を小石川の本邸に移し彰考館と命名した。館名は中国晋代の社預の『春秋左氏伝』序にある「彰往考来」の一節から名付けられたものである。「歴史を彰かにして未来をひらく」という意味の通り、光圀は彰考館での修史事業によって我国の未来を考えていこうとした。彰考館の蔵書には。瓢箪形の彰考館蔵書印が押された。印文は元禄2年(1689)に光圀が自ら書した。

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