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木製落下タンク

分類番号00000268-000
分類資料
時代・和暦S20
解説 飛行機の燃料入れである。旧林飛行場の外側の排水溝に落ちていたもので、1945年9月か10月に寄贈者が持ち帰っていたものを寄贈してくれた。この落下タンクのガソリンは、飛行場を飛び立つ時の燃料として使われ、ガソリンがなくなった時点で、空中でタンクを切り離した。タンクには、ガソリンをタンクから送り込むために、一本のパイプがつけられていたという。
 実際に落下タンクの製造にたずさわったことのある方の話では、日本製は、木製で、3人がかりで1日1個しか作れなかったとされる。岐阜県高山市で大量に製作された。ちなみに、アメリカ製は、鉄製タンクで、1日1人で1千個以上量産していたのだという。

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