『江戸表具』の画像

江戸表具 前川治氏

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江戸表具

登録・指定登録文化財
種別無形文化財(工芸技術)
ふりがなえどひょうぐ
認定技術保持者前川 治
資料所在地千歳3-5-11
解説 表具の技術は、京都を中心に発展し、江戸時代になると江戸にも表具の技術が伝わりました。やがて色合いや生地の取り合わせに江戸の好みが反映されるようになり、江戸表具が成立しました。
 前川治氏は、高校卒業後、父八十治氏(墨田区登録無形文化財技術保持者)に師事して家業に従事しながら、技術の習得と継承に努めました。現在は、掛軸以外にも、額装、襖、屏風などに加え、壁や天井の壁装まで手がけます。
 「江戸表具」の伝統を基礎とする一方で、京都や金沢の表具技術も学び、技術の深化に努める一方、文化財修復等の事業にも関わりながら、技術の研鑚に余念がありません。
 使用する道具や原材料は、伝統的素材、製法による製品の他、製作に重要な糊は手作りにこだわる等、細部にまで留意しています。

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