紙本着色「花卉図」深江蘆舟筆(楢崎宗重コレクション)

紙本着色「花卉図」深江蘆舟筆(楢崎宗重コレクション)

元号年(時代)・月・日江戸時代中期
登録・指定指定文化財
種別有形文化財(絵画)
ふりがなしほんちゃくしょく「かきず」ふかえろしゅうひつ(ならざきむねしげこれくしょん)
員数1幅
寸法縦  51.5cm
横 124.5cm
所蔵者墨田区
資料所在地亀沢2-7-2 すみだ北斎美術館
解説 深江蘆舟(1699~1757) は、晩年の尾形光琳(おがたこうりん)に師事したと考えられますが、俵屋宗達(たわらやそうたつ)の画風に私淑して、素朴さと豊かさを併せもつ個性的な画風を展開しました。光琳没後の京都における琳派(りんぱ)の後継者として知られます。
 現状は、掛幅装(かけふくそう)ですが、作品の規模や構図から、当初は押絵貼屏風の一部であったものと考えられます。画面は牡丹(ぼたん)、芍薬(しゃくやく)を中心に鶏頭(けいとう)、姫女苑(ひめじょおん)、葛(くず)などを配し、夏から秋にかけての草花が描かれています。画中に款記はなく、画面左下に朱文円印「蘆舟」を捺します(「蘆々子」とする説もあります)。琳派の特徴的な技法である「たらしこみ」が随所に施され、芳醇(ほうじゅん)と評される蘆舟の特色をよく表した一図です。

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