麻布油絵「三宅康直像」 高橋由一筆(楢崎宗重コレクション)

麻布油絵「三宅康直像」 高橋由一筆(楢崎宗重コレクション)

西暦年(世紀)・月・日1874年~77年
元号年(時代)・月・日明治7年~10年頃
登録・指定指定文化財
種別有形文化財(絵画)
ふりがなあさぬのあぶらえ「みやけやすなおぞう」 たかはしゆいちひつ(ならざきむねしげこれくしょん)
員数1点
寸法縦 64.0cm
横 50.0cm
所蔵者墨田区
資料所在地亀沢2-7-2 すみだ北斎美術館
解説 高橋由一(1828~1894)は、明治洋画壇黎明(れいめい)期に活躍した人物で、狩野派を学んだ後、川上冬崖(かわかみとうがい)、ワーグマンに師事しました。門下に原田直次郎、安藤仲太郎らがおり、川端玉章(かわばたぎょくしょう)も一時学びました。代表作に「鮭」(東京藝術大学蔵・重要文化財)があります。
 原所蔵者は、三宅康直の実子水野鈔子(みずのしょうこ)です。鈔子は、由一に師事し、由一の別号華陰を称しました。制作年代は、鈔子が由一の画塾天絵楼に入門したのが明治6年11月3日であり、由一が黒色を多用する傾向が明治10年以前と考証されることから比定されました。画面は、暗黒色の背景に鳶茶色の羽織を着た三河田原藩14代藩主三宅康直の晩年の姿を描きます。

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