喜多元規筆絹本着色隠元隆琦像
弘福寺所蔵絵画資料 ※非公開
元号年(時代)・月・日 | 江戸時代~近代 |
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登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 有形文化財(絵画) |
ふりがな | こうふくじしょぞうかいがしりょう |
員数 | 57点 |
所蔵者 | 宗教法人 弘福寺 |
資料所在地 | 向島5-3-2 弘福寺 |
解説 | 弘福寺には延宝2年(1674)の開創以来集積した絵画があります。それらは、喜多元規(きたげんき)筆絹本着色隠元隆琦(いんげんりゅうき)像や兆ちょう溪けい元げん明(ちょうけいげんみょう)筆絹本着色五百羅漢図(右図)など江戸時代の日本美術の展開を物語る貴重な絵画を含み、さらに近代以降の歴代住持の交流を示す絵画から構成されます。これを評価して平成26年2月5日に墨田区登録有形文化財(絵画)に登録されました。 その後、平成28年に新たに絵画4点が見つかり、いずれも江戸時代の貴重な寿像で、当初の登録理由を補強する絵画であることが分かりました。この時、絵画の保護継承の経緯を知るために貴重な資料と考えられる収納箱や絵画とともに、納められた切紙や短冊なども絵画と一体的に保護することになりました。 参考文献 『墨田区文化財叢書第八集 牛頭山弘福寺の絵画・墨蹟』 |