橘守部墓・橘冬照墓

橘守部墓・橘冬照墓

登録・指定登録文化財
種別史跡
ふりがなたちばなもりべはか・たちばなふゆてるはか
寸法橘守部墓 高78.0 ㎝ 幅36.0 ㎝ 奥20.0 ㎝
橘冬照墓 高63.0 ㎝ 幅38.0 ㎝ 奥18.0 ㎝
所蔵者橘家
資料所在地向島5-4-4 長命寺
解説 橘守部(1781~1848)は、江戸時代を代表する国学者です。独学で国学を修め、「日本書紀」を重視して神典解釈に新しい境地をひらきました。国語史では、『万葉集』や『土佐日記』などの研究で業績をあげ、生涯に50種以上の著作を残しました。平田篤胤(ひらたあつたね)や伴信友(ばんのぶとも)、香川景樹とともに「天保の四大家」と称されました。晩年を本所法恩寺筋で過ごしました。
 橘冬照(1814~1863)は、守部の養子で橘家を継ぎ、肥前平戸藩の国学顧問を務めました。
 長命寺の墓域とは別の場所にありますが、位置の移動はないものと考えられ、2つの墓は隣り合わせて並んでいます。建立年などを示す刻字は確認できません。

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