百花園 福禄寿尊碑

隅田川七福神めぐり

登録・指定登録文化財
種別無形民俗文化財
ふりがなすみだがわしちふくじんめぐり
保持団体隅田川七福会
解説(巡拝地)多聞寺、白鬚神社、向島百花園、長命寺、弘福寺、三囲神社 
 隅田川七福神めぐりは、文化元年(1804)造園という向島百花園に集った文人達の発案とされています。百花園主の佐原鞠塢(さはらきくう)が所持していた福禄寿の陶像にちなみ、北から毘沙門天(多聞寺)、寿老神(白鬚神社)(御神体なので寿老人ではなく、寿老神)、福禄寿(向島百花園)、弁財天(長命寺)、布袋尊(弘福寺)、恵比寿神・大国神(三囲神社)を七福神とする順路をめぐると伝わります。明治時代になり一旦途絶えましたが、明治31年(1898)に向島の人々が中心となり隅田川七福会を結成し、現在みられる順路が整備されました。明治41年(1908)には、当時の政府要人らが揮毫(きごう)した七福神案内碑も建立されました。
 七福神の各尊像は、原則正月元旦から七草までの期間に開帳されています。

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