回向院の石造阿弥陀三尊立像

回向院の石造阿弥陀三尊立像

西暦年(世紀)・月・日1664年
元号年(時代)・月・日寛文4年
登録・指定登録文化財
種別有形民俗文化財
ふりがなえこういんのせきぞうあみださんぞんりゅうぞう
員数1基
寸法総高 263.2cm
所蔵者宗教法人 回向院
資料所在地両国2-8-10 回向院
解説 回向院境内の石碑群の中にある阿弥陀三尊立像です。裏面に刻まれた文字から、南新堀大川端町(現中央区新川)の念仏講中によって造立されたことが分かります。
 唐破風(からはふ)付笠塔婆型の万霊塔の三面に、蓮華座にのる阿弥陀如来(正面)・観音菩薩(左)・勢至菩薩(右)が半肉彫りされています。裏面には「為三界萬霊六親眷属菩堤」の文字と、121名を数える念仏講中の人々の名前が刻まれています。
 勢至菩薩については宝冠と両手首が失われるなどしていますが、区内に残された数少ない江戸時代初期の石塔です。

PageTop