多聞寺の石造庚申塔(阿弥陀如来)

多聞寺の石造庚申塔(阿弥陀如来)

西暦年(世紀)・月・日1664年9月
元号年(時代)・月・日寛文4年9月
登録・指定登録文化財
種別有形民俗文化財
ふりがなたもんじのせきぞうこうしんとう(あみだにょらい)
員数1基
寸法総高 145.0cm
像高 117.0cm
像幅  31.0cm
奥行  15.0cm
所蔵者宗教法人 多聞寺
資料所在地墨田5-31-13 多聞寺
解説 かつては、人の体内に住む三尸(さんし)という虫が、庚申の日の夜に人から抜け出して天帝にその人の罪を報告すると、寿命が縮まると信じられていました。人々はこれを恐れ、当番の家に集まり庚申の夜を眠らずに過ごしました。これを庚申講と呼び、人々は現世と来世の幸せを願って庚申塔を建立しました。
 この庚申塔は、阿弥陀如来立像が浮き彫りされ、舟形光背の左右に建立の趣旨と建立者の名前が刻まれています。この中には隅田村の人々の名前がみえ、当時の隅田村での庚申信仰を伝えます。

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