石造墨堤常夜燈

石造墨堤常夜燈

西暦年(世紀)・月・日1871年
元号年(時代)・月・日明治4年
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(歴史資料)
ふりがなせきぞうぼくていじょうやとう
員数1基
所蔵者宗教法人 牛嶋神社
資料所在地向島5-1 区立隅田公園内
解説 この常夜燈は、牛嶋神社の氏子たちによって奉納されました。基壇には多数の奉納者名がありますが、その中には対岸の料亭も含めて、料亭29軒、個人50名以上の名前が刻まれています。当時有名だった料亭の植半・八百松・武蔵屋を始め、現在も続く駒形どぜう・言問団子(外山新七)・長命寺の桜もち(山本新六)などが名を連ねています。建立以降、三度の改築・修繕を経て今日に姿を留めています。
 このあたりはかつて牛嶋神社の境内地で、土手から神社へ下る坂の入口部分でした。関東大震災後、牛嶋神社は現在地(向島1-4-5)に移転し、常夜燈だけは位置を変えずに保存されてきました。この常夜燈は隅田川を往来する川舟のための灯台としてその安全を祈るとともに、墨堤の燈明も兼ねていました。明治時代の画家たちは、琴柱(ことじ)形という独特の脚部を持つこの燈籠を、好んで墨堤の桜と組み合せて向島の風情を描き出しました。

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