蓮花寺の石柱道標 文化15年銘

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蓮花寺の石柱道標

西暦年(世紀)・月・日①1818年②1822年
元号年(時代)・月・日①文化15年②文政5年
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(歴史資料)
ふりがなれんげじのせきちゅうどうひょう
員数2基
所蔵者宗教法人 蓮花寺
資料所在地東向島3-23-17 蓮花寺
解説 蓮花寺は、鎌倉幕府5代執権北条時頼の甥・頼助が諸国回遊の折に寺島に一寺を建立したとも、時頼が鎌倉に創建した蓮華寺を遷したとも伝わります。本尊は弘法大師で、寺島大師と呼ばれ親しまれてきました。
 山門に向かい右側にある文化15年(1818)銘の道標は、もとは隅田堤(現在の地蔵坂上)に建てられていたものが蓮花寺に移されたと考えられます。地面からの高さは105cmで、台座正面に「と組」とあり、裏面に紀年銘が刻まれており、浅草雷門にあった町火消しが立てたと考えられます。正面には「女人済度御自筆 弘法大師」と刻まれていますが、女人済度の功徳も込めて建立されました。右側面に「右 大しミち」、左側面に「左 たいしみち」とあるのは、それぞれ寺島大師(蓮花寺)と西新井大師を指すと思われます。山門に向かい左側にある文政5年(1822)銘の道標は、正面に「厄除弘法大師」、右側面に「西 白ひげはしは みち」と刻まれています。白鬚神社から浅草橋場への道を示したもので、建立当初から本寺にあったものと推察されます。2基とも道標としての機能は喪失していますが、江戸時代の大師信仰と地域交通を知る手がかりとして貴重なものです。

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