絹本墨書扁額「明明徳」

絹本墨書扁額「明明徳」 ※要事前連絡

西暦年(世紀)・月・日1929年10月
元号年(時代)・月・日昭和4年10月
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(歴史資料)
ふりがなけんぽんぼくしょへんがく「めいめいとく」  こめようじぜんれんらく
員数1点
寸法(額)
縦  83.0cm
横 240.0cm
所蔵者明徳校友会
資料所在地東駒形3-1-10 区立本所中学校
解説 かつて明徳学校(めいとくがっこう、明徳尋常小学校)に掲げられていた横額で、本所中学校に保管されています。
 明徳学校は、明治5年(1872)の学制発布を受けて本久寺に開設された教育所に始まり、明治8年(1875)に在住華族たちの寄付により敷地が求められました。学校名は『大学』の「大学之道、在明明徳」にちなみ、旧秋田久保田藩主佐さ竹たけ義脩(よしなお、1854 ~ 1893)が名付けました。明徳学校
は幾度かの改称を経て、昭和21年(1946)3月に廃校し、2年後には新学制による本所中学校として再出発しました。
 書は当時の宮内大臣一木[いちき(いっき)]喜徳郎(1867~1944)が揮毫(きごう)し、昭和5年(1930)の校舎完成後に講堂に掲げられました。一時行方不明となり、昭和47 年(1972)に旧校舎取り壊しの際に発見され、卒業生の表具師が額装、補修しました。

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