墨堤植桜之碑
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墨堤植桜之碑
西暦年(世紀)・月・日 | 1887年5月 |
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元号年(時代)・月・日 | 明治20年5月 |
登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 有形文化財(歴史資料) |
ふりがな | ぼくていしょくおうのひ |
員数 | 1基 |
寸法 | 高 280.0cm 幅 150.0cm |
所蔵者 | 墨田区 |
資料所在地 | 向島5-4 区立隅田公園 |
解説 | 墨堤は、江戸時代から桜の名所として知られています。碑文は江戸幕府四代将軍徳川家綱が桜川の種を選び、八代将軍徳川吉宗が桜・柳・桃を植えさせたと伝えます。桜は木母寺のあたりから植樹され、年代を経て南に増し植えされました。明治時代にも植桜が進みましたが、樹齢を迎えた多くの桜が枯れ、往時の姿を守る危機に陥りました。大倉喜八郎はこれを憂えて成島柳北に墨堤の再生を呼びかけ、明治16年(1833)10 月に1000本の桜を植えました。これを記念するために、急逝した成島柳北の友人、安田善次郎と大倉喜八郎、川崎八右衛門が建立しました。 はじめは墨堤の岸辺に建てられましたが、水害等により明治29年8月に現在地に移設しました。 |