吾嬬神社の連理の楠
吾嬬神社の連理の楠
西暦年(世紀)・月・日 | 1827年 |
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元号年(時代)・月・日 | 文政10年 |
登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 有形文化財(歴史資料) |
ふりがな | あずまじんじゃのれんりのくす |
員数 | 1体 |
寸法 | 径 2.0m |
所蔵者 | 宗教法人 吾嬬神社 |
資料所在地 | 立花1-1-15 吾嬬神社 |
解説 | 吾嬬神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)とその妃弟橘媛(おとたちばなひめ)ゆかりの伝承を持つ神社です。 吾嬬神社社殿の東側に位置し、竹垣で囲まれ、しめ縄をかけられています。一つの根から2 つの幹が出たもので、大正年間には枯死していました。現状は、枯れた根と一部の幹のみが残ります。伝承では、日本武尊が走水(はしりみず)で海に身を投じた后・弟橘媛の霊を鎮め、食事をした後に箸を地に刺したものが成長したといい、人々は瑞兆として神木として崇めるようになったそうです。 江戸時代には『江戸名所図会』や歌川広重『江戸名所百景』に描かれて、大衆に広く知られていました。『本所雨やどり』には、この木の枝葉を煎じて飲むと諸病が癒えると信じられているとあります。 |