松尾芭蕉「いざさらば」の句碑(雪見の句碑)

松尾芭蕉「いざさらば」の句碑(雪見の句碑)

西暦年(世紀)・月・日1858年初夏
元号年(時代)・月・日安政5年初夏
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(歴史資料)
ふりがなまつおばしょう「いざさらば」のくひ(ゆきみのくひ)
員数1基
寸法高 207.0 ㎝
幅 155.0 ㎝
所蔵者宗教法人 長命寺
資料所在地向島5-4-4 長命寺
解説 全国に1500余りといわれる芭蕉の句碑の中でも、文字彫刻(かまぼこ彫り)が深く、書が優れた特色ある碑です。
 正面に「いささらは 雪見にころふ 所まて」と「はせを」と刻まれます。「卯辰紀行」の旅行中、貞享4年(1687)12 月に、名古屋の書店風月堂で詠んだ作品が刻まれています。
 裏面は、芭蕉の門人祇空の流れにある初代祇徳(ぎとく)が長命寺の境内に草庵をしつらえ、三世祇徳が、故人の霊を祭ることを意図して、芭蕉の略伝とともにこれらの経緯を刻み、句碑を建てました。

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