法泉寺の銅造地蔵菩薩立像

法泉寺の銅造地蔵菩薩立像

西暦年(世紀)・月・日1717年
元号年(時代)・月・日享保2年
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(彫刻)
ふりがなほうせんじのどうぞうじぞうぼさつりゅうぞう
員数1躯
所蔵者宗教法人 法泉寺
資料所在地東向島3-8-1 法泉寺
解説 法泉寺の山門を入りすぐ左手に安置されている本像は、石造基壇の上に安置され、左手に宝珠、右手に錫杖を持ち円光背が配されています。この像には、蓮台敷茄子に「奉造納 東海道武蔵國葛飾郡西葛西領寺島村佛頂山法泉禅寺」を陽鋳し、地蔵の背面に「享保二丁酉歳九月吉日」の記年銘・願主名(念蓮社十誉)・作者名(鋳物師(いもじ)宇田川善兵衛藤原重勝)を陰刻し、地蔵の全身に数百名にも及ぶ結衆者の名前がくまなく刻まれています。結衆者の大半は屋号を有し、その職業がやかん屋・豆腐屋・屋根屋・鍛冶屋などと分かることは特筆されます。これらの刻銘から、十方万霊供養と施主浅草御堂前阿部主水の先祖、及び二親一家霊魂菩提のために造立されたことが推測されます。
 宇田川姓の鋳物師は中世末期から確認される鋳物師の名家で、本像の作者である宇田川善兵衛藤原重勝は、『大武鑑』や『江戸鋳物師名譜』に名があります。

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