梅若権現御縁起 下巻 第一図 ものぐるいの図(部分)
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紙本着色「梅若権現御縁起」(全三巻)附漆箱二匣 ※非公開
西暦年(世紀)・月・日 | 1679年3月中旬以前 |
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元号年(時代)・月・日 | 延宝7年3月中旬以前 |
登録・指定 | 指定文化財 |
種別 | 有形文化財(絵画・典籍) |
ふりがな | しほんちゃくしょく「うめわかごんげんごえんぎ」(ぜんさんかん)つけたりうるしばこにこう |
員数 | 3巻2匣 |
寸法 | 上巻 縦 31.9cm 横 1272.8cm 中巻 縦 31.9cm 横 1284.8cm 下巻 縦 31.9cm 横 1453.0cm 外箱(赤漆箱) 縦 42.3cm 横 29.5cm 高 15.2cm 下箱(黒漆箱) 縦 39.2cm 横 26.5cm 高 10.5cm |
所蔵者 | 宗教法人 木母寺 |
資料所在地 | 堤通2-16-1 木母寺 |
解説 | 木母寺は、かつて梅若寺と呼ばれ、梅若伝説の象徴である梅若塚を境内に祀る天台宗寺院です。 縁起絵巻とは、寺院・仏像造立の由来や利益功徳の伝説などを記した詞書と画面を交互に組み合わせた形式の巻物です。 梅若権現御縁起は、貴族の子梅若丸(うめわかまる)の悲劇の一生と山王権現(梅若丸の化身)の利益を説いた内容で、延宝7 年(1679)3 月、上野高崎藩主安藤対馬守重治(重博)により寄進されました。表紙は紺地に金襴唐草模様のある錦、見返しに金布目地紙、焦げ茶色の平打ち紐が付きます。 画面や詞書(ことばがき)の書かれる料紙は、金銀の切箔が施され、画面の背景にも多くの金が塗られた豪華な作りです。作者は、『葛西志』と『新編武蔵風土記稿』に土佐派絵師であることを伝え、狩野派主流の絵師がやまと絵の手法を加えて描いたことも考えられます。 すみだ郷土文化資料館1 階常設展示で複製を展示しています。 |